
プレ端末処理済み光ケーブルシステムは、あらかじめ端末処理された光ファイバー接続システムであり、データセンターネットワークや企業ビル内のアプリケーションにおいて増大する高帯域・高密度ニーズに対応するために設計されています。
工場での事前端末処理により、最適化されたシステム性能と、部品間の高い互換性・安定した品質を確保します。
特に限られたスペース環境(とくにデータセンター)において、光ファイバーネットワークの構成を大幅に簡素化し、施工時間とコストの削減に貢献します。
適用シーン
データセンター内のEDA(設備配線エリア)、HDA(配線配布エリア)、IDA(配線集中エリア)、MDA(メイン配線エリア)間や、データセンター同士の接続に適用。
製品の特長
すべて工場で端末処理・検査済みの製品を出荷
極性タイプ(Type A、Type B、Type C)を柔軟に選択可能
ケーブル取付作業を容易にする引き手(プルハンドル)付き
各光ケーブルに製品管理・品質追跡用ラベルを貼付
OM3、OM4、OM5光ケーブルにはマイクロベンド(微小曲げ)耐性設計を採用し、システム障害や性能劣化を軽減
迅速な構成とネットワーク構築が可能で、現場での施工時間を大幅に削減
パラレル伝送システムに対応し、容易なネットワークアップグレードを実現
各種難燃等級の外被に対応:LSZH(低煙無ハロゲン)、OFNR、OFNP
準拠規格
TIA/EIA-568-C.3、ISO/IEC 11801 に準拠
コネクタは IEC-61754-7 および TIA/EIA-604-5(FOCIS 5)に準拠
Telcordia GR関連の規格に適合


